塩出 喜規

SHIODE YOSHINORI

「いつかは自分の店舗を…」

平日も週末もパン作りに励む

塩出喜規の朝は早い。学校給食のパンで知られる『大和屋製パン工場』でパン職人として働いているため、午前1〜2時に起床。福山市内の公立小・中学校や幼稚園に届けるパンを工場で製造すると、その後配達もこなす。給食パンで重要なのは、安心・安全とおいしさ。そして、決められた時間までに必ず届けること。給食パンの仕事に携わって7年になる塩出だが、プレッシャーと戦い続ける日々だという。

 

そんな中、うれしいのは配達先で子供達にかけられる「ありがとう」「おいしかったよ」などの言葉。「子供達が笑顔で寄ってきてくれたり、声をかけてくれると、頑張って作ろうって思いますね」と微笑む。元々、自分で考案したパンも作っていきたいと思っていた塩出。平日の給食パンの仕事だけでもハードなのに、最近は週末のイベントにも出店しているというから驚く。

 

2016年4月に初出店すると、ユニークでアイデアに富んだパンはたちまち話題に。特に注目を集めたのが、鶏そぼろや豚の角煮、タケノコといった和のおかずを包んだベーグルだ。パン職人になる前、7年ほど居酒屋で働いた経験が生きているのだそう。「近い将来、自分の店舗を持つことも考えています。給食パンの仕事も大切にしながら、新しいことにもチャレンジしていきたい」と夢を膨らませる。

 

塩出のパンは「とも潮待ち軽トラ市」「パンのマルシェ」など福山市周辺のイベントに登場するので、SNSをチェックしてみて。


My Favorite

私のお気に入り

イベントではベーグルやクロワッサンなど約13種類を販売。個性的なパンは一度食べたらヤミツキに。

趣味はカープ観戦。年に3回は、家族で本拠地のマツダスタジアムに行って応援している。


Profile

自己紹介

生年月日       1980年6月

血液型        O型

現在の住まい     広島県福山市城見町

出身小学校      東小学校

出身中学校      中央中学校

出身高等学校     福山葦陽高等学校

ニックネーム     でっち

職業         パン職人

勤務先        大和屋製パン工場

利用SNS       facebook インスタ

よく行く飲食店    三茶

座右の銘       常に最悪なことを考える